
車中泊用のベッド、自分の車でも作れるのかな。
車中泊ベッドDIY(ベットと表記されることもあります)を考え始めると、まず迷うのは「本当にフラットに寝られるベッドの作り方になっているか」ではないでしょうか。写真では平らに見えても、実際に横になると車内の段差をなくす基本設計が足りず、背中や腰に当たりやすくなります。
私も最初は、シートを倒せば何とかなると思っていました。でも、フリード+の特定の実例で約2cmの段差が残る話や、N-BOXの自作例で幅60cm・長さ188cmの寝床を作る例を見て、車種ごとに測り方が違うと気づいたんです。木材とコンパネで作る簡単ベッドにするのか、イレクターパイプで作る車中泊ベッドにするのかでも、準備するものや調整のしやすさが変わります。
この記事では、段差の見つけ方、素材ごとの費用感、軽自動車に合うベッド寸法、収納しやすい折りたたみ式ベッド、走行前の固定方法まで順番に見ていきます。あなたの車で無理なく試せる形を探すために、まずは寝る場所と荷物の置き場所を一緒に整理していきましょう。
- 段差を減らした平らな寝床づくりが車中泊ベッドDIYの出発点
- 木材、イレクターパイプ、G-Funで変わる費用と調整のしやすさ
- 軽自動車やミニバンでは実車採寸と分割レイアウトが要点
- 走行前の固定、車検への影響、湿気対策まで含めた仕上げ
車中泊ベッドDIYでフラットに寝るための基本設計
- フラットに寝られるベッドの作り方を先に決める
- 車内の段差をなくす基本設計は採寸から始める
- イレクターパイプで作る車中泊ベッドのメリットと注意点
- 木材とコンパネで作る簡単ベッドは安定感を重視する
- 素材ごとの費用と作りやすさを比較する
フラットに寝られるベッドの作り方を先に決める


最初に決めたいのは、ベッドを「ただ板を置く場所」にするのか、寝る・食事する・くつろぐ・作業する時間まで支える場所にするのかです。私が初めて車中泊をしたときは、シートの段差を軽く見ていました。夜は何とか眠れたつもりでも、朝になると背中と腰に疲れが残っていて、平らな寝床の大切さをかなり実感しました。
車中泊では、シートの段差を減らして車内をフラット化することが快眠環境の第一歩です。まず「どこに頭を向けるか」「どこまで足を伸ばすか」「寝ていない時間に荷物をどこへ逃がすか」を紙に書き出します。ここが曖昧なまま材料を買うと、作ったあとで収納が足りない、座ると天井が近い、という迷いが出やすくなります。
素材を選ぶ前に、ベッドの役割も分けて考えます。木材とコンパネなら作りやすく、イレクターパイプなら組み替えやすい。アルミフレームやG-Funは、寸法を検討しながら部品を選べ、六角レンチで組み立てられるのが魅力です。詳しい部材の考え方を見るときは、G-Fun公式サイトも確認します。
ただ、どの素材でも先に見るのは材料名ではなく、車内をどう使いたいかです。ベッドの位置と収納スペースを基準に決めると、ほかの装備も置き場所を決めやすくなります。あなたの車でも、まずは寝る向きと荷物の逃がし方を決めてから、素材選びに進むと落ち着いて考えられます。
車内の段差をなくす基本設計は採寸から始める


フルフラットに見える車でも、実際に横になると小さな段差が気になることがあります。シートを倒して見た目が平らでも、体に当たる部分は別に見る必要があります。フリード+の特定の実例では、隙間を埋めるボードの厚み分として約2cmの段差が2ヵ所でき、幅60cm×奥行45cm×厚さ2cmのバスマット2枚が段差スペースに合う例があります。見た目より、体に当たる場所で判断したいところです。
採寸は、車内にメジャーを当てるだけで終わらせず、寝る姿勢で確認すると失敗を減らせます。
1. シートを車中泊時の形に倒し、段差と隙間の位置を手でなぞる
2. 頭、肩、腰、ひざ、かかとが当たる場所を確認する
3. 天板を置く予定の高さで、座ったときの頭上空間を見る
4. 仮の板やマットを置き、足を伸ばして寝られるか試す
5. 荷物を置く場所を残したまま、出入りできるか確認する
採寸は長さだけでなく、段差、頭上、荷物、出入りまで同時に見るのが要点です。
一例としては、寝床の長さは実際に横になって足を伸ばせるかを見て、5cm以上の余裕を確認する方法があります。高さも同じで、実際に座って頭と天井の間に5〜10cmほど余裕があるかを見る方法もあります。ただし、必要な余裕は車種や体格、座り方で変わります。数字だけを紙に残すより、仮置きした状態で寝返りを打つほうが判断しやすいです。車種ごとの純正寸法だけで決めず、あなたの実車で体を置いて確かめてください。
イレクターパイプで作る車中泊ベッドのメリットと注意点


イレクターパイプは、鉄製パイプとジョイントで形を作れる素材です。実例はありますが、人が寝る台に使うなら費用と切断精度だけでなく、固定方法や耐荷重も合わせて見ます。寸法がずれるとガタツキにつながるため、先に長さを分けます。
| 出典・車種例 | 材料・構成 | 費用例 | 作業時間 |
|---|---|---|---|
| フリードの実例 | イレクターパイプ、ベニヤ板、吸音マット、合皮など | 総額15,000〜25,000円前後 | 半日〜1日ほど |
| 軽自動車サイズの実例 | φ28mmパイプ、ジョイント、コンパネ9mm、ウレタンマット厚さ50mmなど | 基本材料費21,300円、総額24,600円 | – |
| エスクァイア/ヴォクシー/ノアの実例 | YAZAKIイレクターパイプ15m、ジョイント19個、ファルカタ合板3枚など | 総額26,414円 | 約11時間 |
脚まわりの部材例として、矢崎化工 イレクターパイプ H-600 パイプのような寸法を確認する実例があります。
長いフレーム材も、YAZAKI イレクターパイプ H-2000 パイプなどの例を見ながら、実車の採寸と固定方法に合うかを確認します。
角の接続部は、YAZAKI イレクター J-4 ジョイントのような部品を例に、ゆるみや組み方を確認します。
切断工具は、SK11 PC-32 パイプカッターのような道具を使う例がありますが、切断後は仮組みでガタつきを見ます。
費用例には幅がありますが、分解や再利用を考える場合は、接合方法を先に分けておきます。人が寝る構造物として使うため、メーカーの注意事項、耐荷重、固定方法、安全性を事前に確認します。不安が残る場合は採用を見送るか、別素材や市販品も含めて慎重に判断してください。
木材とコンパネで作る簡単ベッドは安定感を重視する


木材とコンパネで作るベッドは、材料をそろえやすく、工具に慣れていない人でも形をイメージしやすいのが良いところです。市販品の価格を見たあと、自分の車ならまず木材で試せるかを考える人もいます。自作例では、木材ベッドの材料費が約8,000円という比較例もあり、費用を抑えたいときの候補になります。
木材ベッドは安さだけでなく、車内に入るサイズで作れるかを先に確認します。
注意したいのは、車外でぴったり作ったつもりのものが、ドアや開口部で引っ掛かることです。木材は加工しやすい反面、釘やビスで固定すると、あとから微調整しにくくなります。一度で完成形にしようとせず、仮置きできるサイズに分けて考えるほうが落ち着いて作れます。
天板にベニヤ板やコンパネを使うなら、12mm〜15mmを目安にする自作例もあります。ただし、目安には幅があり、板材、支点間隔、体格で必要な厚みは変わります。薄い板は支点間隔や補強次第でたわみやすく、厚い板は重くなりやすいです。ここは寝心地だけでなく、車内から出し入れできるかも大事です。
ハイエースのDIY例でコンパネ2枚、合成皮革、ウレタンフォーム、イレクタージョイント&パイプ、ビス、タッカーなどを使う構成があります。木材中心でも、上にウレタンや合皮を重ねると体への当たり方が変わります。安定感を重視するなら天板の厚みと分割サイズを先に決め、最後に寝心地を足していくと迷いにくいです。
素材ごとの費用と作りやすさを比較する


素材選びで迷ったら、「費用」「作りやすさ」「取り外す頻度」を並べて見ます。木材は安く始めやすく、イレクターパイプは接合方法によって組み替えやすさが変わります。G-Funのようなアルミフレームは、設計精度やあとからの調整を重視したい人の候補になります。
| 素材 | 費用例 | 向く使い方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 木材 | 実例で約8,000円 | 常設して安定感を重視する使い方 | 重く、工具や湿気対策が必要 |
| イレクターパイプ | 実例で約15,000円、別例で総額24,600円 | 分解する箇所と固定する箇所を分けて考える使い方 | 切断精度が悪いとガタツキの原因 |
| G-Fun | 実例で合計25,888円 | 精度や後からの調整を重視する使い方 | パーツ単価が少し高く、許容荷重、ゆるみ、固定状態の確認が必要 |
この表は相場ではなく、実例ベースの費用例です。購入時期、店舗、仕様で変わるため、工具、カット、失敗した材料の買い直しまで入れると、差は少し変わります。最初から高い素材を選ぶより、車内でどれくらい出し入れするかを先に考えます。
たとえば、常にベッドを載せたままなら木材の安定感が合いやすいです。買い物や通勤でも車を使うなら、分解する箇所と固定する箇所を分けて設計できるかを見ます。細かく設計してきれいに収めたいなら、G-Funも候補になります。取り外し頻度と予算を一緒に見ると、素材選びの迷いが減ります。
車中泊ベッドDIYで車種別レイアウトと収納性を整える
- 軽自動車に合うベッド寸法は寝返りと頭上空間で考える
- 車種別に考えるベッドレイアウトは分割構造が使いやすい
- 収納しやすい折りたたみ式ベッドで普段使いと両立する
- 固定方法と安全面の注意点は走行前に必ず確認する
- マットとクッション材で寝心地と湿気対策を仕上げる
軽自動車に合うベッド寸法は寝返りと頭上空間で考える





軽自動車でも、寝返りできるベッド寸法は取れるのかな。
軽自動車のベッド寸法は、長さだけで決めると窮屈になりやすいです。見るのは、足を伸ばせるか、寝返りで肩が当たりすぎないか、座ったときに頭上が苦しくないかの順番です。N-BOXの特定の自作ベッドV2では、幅60cm、長さ188cmのマットを使い、ベッド下に広い収納部を作るため寝る床を高くしています。この寸法を一般的な基準にせず、車種や仕様で変わる前提で見てください。
ただ、床を高くすると荷物は入れやすくなりますが、座ったときの天井との距離が近くなります。自作例では、ベッドの高さを決めるときに実際にその高さで座り、頭と天井の間に5〜10cmほど余裕があるかを確認する例があります。この余裕も車種や体格で感じ方が変わるため、着替えや荷物整理の姿勢まで試したいところです。
軽自動車では寝る床の高さが、収納量と頭上空間の両方に影響します。
寝床の長さも、メジャーの数字だけで判断しません。実際に横になり、足を伸ばして寝られるか、余裕があるかを見ます。荷物を下へ逃がす設計にすると車内は片付きますが、出し入れする荷物が奥に入りすぎないかも確認したいですね。軽自動車では、広く作るよりも、寝る姿勢と荷物の動線を合わせるほうが使いやすくなります。



幅、長さ、高さを別々に見ず、実際に寝る姿勢で合わせてください。
車種別に考えるベッドレイアウトは分割構造が使いやすい


車種別のベッドレイアウトは、ひとつの大きな台を作るより、分割して考えるほうが扱いやすいケースもあります。ミニバンやSUVは荷室、後席裏、足元で床の高さが変わることがあります。まずラゲッジ側を基準にして、そこから後席側へつなげるように見ます。
分割構造にすると、乗車人数や荷物量に合わせて展開範囲を変えやすくなります。
RAV4の特定の自作例では、フレームをラゲッジスペース、後部座席の裏側、後部座席の足元スペースの3つに分け、その上に天板を乗せる構成があります。ミニバンのDIY例でも、3列目部分、2列目の運転席後ろ部分、2列目の助手席後ろ部分という3つのフレームを合体させ、フレーム同士をメタルジョイントでつなぐ作り方があります。
長めの部材を切り出してレイアウトを合わせる例では、YAZAKI イレクターパイプ H-1500SBL パイプのような長さを見ながら、車内で仮置きしてから寸法を詰めます。
フレーム同士をつなぐ部分は、YAZAKI イレクター HJ-1S メタルジョイントのような部品を例に、必要なときに分けられるか、固定状態に不安がないかも見ておきます。
車種別レイアウトの要点は分割位置です。ラゲッジ、後席裏、足元を分けて考えると、普段は一部だけ外す、車中泊の日だけ広げる、という使い方がしやすくなります。
収納しやすい折りたたみ式ベッドで普段使いと両立する


収納しやすい折りたたみ式ベッドは、車中泊をしない日の使いやすさまで考える人に向いています。毎日ベッドを載せたままにするより、買い物やキャンプ道具を積む日には天板やマットを立て掛けられる形のほうが現実的だと感じる人もいます。
コンパネ1枚板では大きすぎて収納しにくいため、2分割式の折りたたんで収納できるベッドにした実例があります。別の実例では、養生マット3枚、接着剤1本、補修テープ10mで合計5,400円、折り畳みマット2枚を作り、1枚あたり2,700円としています。
1. 車内で収納できる最大サイズを測り、1枚板にしない前提で考える
2. 天板を2分割や複数分割にして、出し入れの向きを決める
3. マットは折り目の位置を決め、畳んだときの厚みを見る
4. 普段の荷物を積んだ状態で、立て掛け場所を確認する
5. 車中泊時に展開して、寝床と荷物置き場が干渉しないか見る
折りたたみ式は収納時の形まで決めてから作ると、普段使いと両立しやすくなります。
自作折り畳みマットの出来上がり寸法を60cm×182cm、厚さ2cmとし、養生マットを切って貼り合わせ、補修テープで蛇腹に折り畳めるようにつないだ作り方もあります。ベッド本体もマットも「使うとき」だけでなく「しまうとき」まで同じくらい大事に見ます。車を日常でも使うなら、収納のしやすさは寝心地と同じくらい効いてきます。
固定方法と安全面の注意点は走行前に必ず確認する





自作ベッドって、寝ているときや走行中に動かないか不安です。
その不安は軽く見ないほうがいいです。寝返りを打ったときに天板が少し動くだけでも、落ち着いて休みにくくなります。取り外し式ベッドでフレームの上に天板を乗せるだけにし、下側にズレ防止の当て木、L字の部材を付ける方法もあります。まずは天板が横に逃げないことを見たいですね。
N-BOXの例では、ベッドが左右に動かないようヘッドレスト穴やヘッドレストを使った簡易固定を行い、動いて背もたれから落ちると危ないという報告があります。固定方法を考えるときは、就寝中のズレと走行中のガタつきを分けます。寝るときは当て木や滑り止め、走る前は外せるものを固定する、という確認がしやすいです。
走行前はベッド、天板、荷物が動かないかを手で揺らして確認してください。
ジョイントまわりは、矢崎化工 イレクター J-103 ジョイントのような部品例を見ながら、脚や角の接続にゆるみがないか確認します。
接合部を固める前提では、YAZAKI イレクター サンアロー EY200 接着液のような専用品を使う例もあります。ただし、接着した箇所はあとで分解できない前提で考え、分解したい部分には接着固定を避けるなど、接合方法を事前に分けてください。
ベッドキットや自作ベッドは、車両の状態や固定方法によって、車検時の取り外しや構造変更申請の判断が変わる場合があります。取り外し可能な設計でも判断が分かれる場合があるため、相談時に構造を説明しやすい形にしておくと落ち着いて確認できます。作る前に、検査機関や専門業者へ確認してください。



固定は強く留めるだけでなく、外せる場所を残す意識も大切です。
マットとクッション材で寝心地と湿気対策を仕上げる


ベッドの土台が平らになっても、硬い天板だけでは眠りにくいことがあります。板の上に薄い敷物だけだと、肩と腰の当たりが気になりやすいです。ウレタンや吸音マット、クッション材の厚みを変えるだけで、体への当たり方はかなり変わります。
寝心地は天板の平らさに加えて、クッション材の厚みと湿気対策で仕上げます。
ウレタンを自作ベッドに使うと寝心地が上がり、軽量でカッターやハサミでも加工しやすいです。一方で、湿気を吸収しやすいため、通気性の確保や換気が必要です。車内は寝ている間に湿気がこもりやすいので、マットを敷きっぱなしにせず、使わない日は立てて乾かすように考えます。
車中泊用クッションの厚み目安として、50mm前後、50〜70mm、80mm以上を車の大きさや使い方で分ける考え方があります。ここは車内の高さとも関係するので、厚ければいいとは考えません。
クッション材を選ぶなら、八幡ねじ ミクセルPU CH402 クッション材のような素材は、天板の上に重ねる候補として厚みや加工性を見ます。
和気産業 WTH-23 チップクッションのようなクッション材も、体が当たる場所の調整用として比較できます。
和気産業(Waki Sangyo) チップクッション ウレタン ソファ イス 家具 クッション DIY 厚み30X幅600X長さ2000mm WTH-23
寝心地と湿気対策はセットで見たいところです。マットの厚み、車内の高さ、乾かしやすさを一緒に見て、最後の仕上げにしてください。
よくある質問
- 車中泊ベッドDIYは、最初に何から決めればいいですか?
-
材料より先に寝る位置と荷物置き場を決めます。ベッドの位置と収納スペースを基準にすると、食事やくつろぐ場所も考えやすくなります。
- コンパネの厚みはどれくらいを見ればいいですか?
-
ベニヤ板やコンパネを天板に使う場合は、12mm〜15mmを目安にする自作例もあります。板材、支点間隔、体格で変わるため、重さや出し入れも一緒に確認してください。
- イレクターパイプで作るときの注意点は何ですか?
-
切断寸法の精度を丁寧に見ることです。寸法がずれると組み立て時のガタツキにつながるため、仮組みしながら車内で支点の位置を確認すると安心です。
- 自作ベッドは車検に影響しますか?
-
車両の状態や固定方法によって、車検時の取り外しや構造変更申請の判断が変わる場合があります。作る前に、検査機関や専門業者へ相談してください。
フラットで使いやすい車中泊ベッド作りのまとめ
この記事のまとめです。
- 平らな寝床づくりを先に決める車中泊ベッドDIYの出発点
- ベッド位置と収納スペースを基準に整える車内レイアウト設計
- 段差は見た目ではなく実際に横になった背中や腰の体感で確認
- 足を伸ばせる長さと座ったときの頭上余裕を同時に見る採寸
- イレクターパイプは切断精度と仮組みが安定感を左右する要点
- 木材とコンパネは費用を抑えやすい一方で出し入れ確認が重要
- 天板は12mm〜15mmの例も参考に板材や支点間隔まで見る判断
- 素材選びは価格、取り外し頻度、あとからの調整しやすさの比較
- 軽自動車では寝返り幅と頭上余裕を体格に合わせて見る寸法
- ミニバンやSUVではラゲッジ、後席裏、足元に分ける分割構造
- 折りたたみ式は収納時の形まで決める普段使いとの両立目線
- 走行前のズレ防止、固定方法、車検への影響、湿気対策の確認
車中泊ベッドDIYは、材料を買う前の整理でかなり進めやすくなります。まず寝る向き、足を伸ばす場所、荷物を逃がす場所を書き出します。そこが決まると、木材にするか、イレクターパイプにするか、G-Funのような素材まで見るかも選びやすいです。作る前の紙のメモが、あとで車内の動線を守ってくれます。
実際に作るときは、いきなり完成形を目指さず、仮置きして横になる時間を取ってください。背中や腰に当たる段差、座ったときの頭上、荷物の出し入れは、数字だけでは見落としやすい部分です。ここを確認してから作ると、寝床づくりの判断がしやすくなります。寝返りを打つ、足を伸ばす、座って荷物を取るところまで試すと、直す場所が見えます。
素材ごとの違いも、費用だけで比べると迷いやすいです。常設に近いなら木材とコンパネ、分解や調整を考えるならイレクターパイプ、精度を重視するならアルミフレームというように、あなたの車の使い方に寄せて見てください。イレクターパイプは、メーカーの注意事項や固定方法を見たうえで、人が寝る構造物として無理がないか確認します。普段使いする車ほど、片付けやすさが効いてきます。車中泊の日だけ広げるなら、分割や折りたたみの形も早めに決めたいですね。
最後に見直したいのは、安全と湿気対策です。天板が動かないか、走行前に外すものはないか、マットを乾かせるかを確認すると、くるま旅の準備が落ち着きます。あなたの車に合わせて、小さく試してから、無理のない形にしていきましょう。寝心地が整うと、翌朝の移動もずっと楽になりますよ。


















