ハイゼットカーゴ車中泊自作の作り方|荷室寸法に合うベッド・棚・換気対策

ハイゼットカーゴ車中泊自作の作り方|荷室寸法に合うベッド・棚・換気対策

ハイゼットカーゴで寝られる形にしたいけれど、何から測ればいいんだろう。

ハイゼットカーゴで車中泊仕様を自作しようとすると、最初に迷うのは「ベッドをどう置くか」と「荷物をどこへ逃がすか」だと思います。荷室寸法に合う車中泊レイアウトを考えているつもりでも、段差や窓まわり、棚の出っ張りまで見ると、図だけでは決めにくいんですよね。

私も最初は、フラット化ベッドの自作方法ばかり見ていました。でも、旧年式を含む一例では荷室が縦1,860mmx横1,315mmx高さ1,115mm、ハイルーフで高さ1,235mmとされる目安もあり、寝床の高さを上げるほど座ったときの余裕が変わります。年式・グレード・測定位置で差が出るため、実車採寸を前提に見てください。さらに、助手席前倒し機構がある車両で助手席側を活用できるか、壁面のユースフルナットなどの固定に使える箇所をどう見るかで、収納棚を組み込む車中泊仕様の作りやすさも変わってきます。

この記事では、ベッド、棚、車内テーブル、断熱と目隠し、換気と網戸の快適化対策まで、実例で出ている材料や失敗しやすい点をもとに整理します。最初から大きく作り込むより、あなたの使い方に合わせて足していく目線で見ていきましょう。

この記事のポイント
  • 荷室寸法と段差を実車で測ってから決めるベッド設計
  • 低床ベッドと収納重視ベッドで変わる車内の過ごしやすさ
  • 棚、テーブル、固定穴を組み合わせる小物収納の作り方
  • 断熱、目隠し、換気を後付けで整える快適化の順番
目次

ハイゼットカーゴの車中泊自作は荷室寸法とベッド設計から決める

  • 荷室寸法に合う車中泊レイアウトを実車採寸で固める
  • フラット化ベッドの自作方法は低床か収納重視かで変わる
  • イレクターパイプで作るベッドは脚位置と分割数が要点
  • 収納棚を組み込む車中泊仕様は落下防止まで考える
  • 車内テーブルの自作アイデアは収納と作業場所を兼ねる
  • 自作例から見る費用と失敗点は先に知っておきたい

荷室寸法に合う車中泊レイアウトを実車採寸で固める

荷室寸法に合う車中泊レイアウトを実車採寸で固める

ハイゼットカーゴで最初に見る場所は、材料売り場ではなく自分の荷室です。一例として、旧年式を含む資料では後部座席をたたんだフルフラット荷室が縦1,860mm、横1,315mm、高さ1,115mm、ハイルーフは高さ1,235mmまで見られますが、目安には幅があります。年式・グレード・測定位置で変わるため、数字だけなら寝床を作りやすく感じても、実際に寝る形を考えると、床の段差、タイヤハウスまわり、棚を置く位置で使える形が変わります。

先に寝る向き、荷物の逃がし先、助手席側を使えるかどうかを決めると、材料の無駄を減らしやすくなります。

私なら、まずマスキングテープで床に寝床の外形を写します。助手席前倒し機構がある車両では、助手席側をフラットスペースとして使える実例もあります。ただし、機構の有無やシートの倒れ方は年式やグレードで変わるため、実車のシートアレンジを見ながら、長物を逃がす場所にするのか、足元の延長にするのかを先に分けます。ここを曖昧にしたまま板を買うと、寝具は置けてもクーラーボックスやライトの置き場がなくなりがちです。

壁面にはユースフルナットなどの固定に使える箇所があります。アルミフレームで作る場合は、部材の公式情報や取扱説明を確認しながら、車内の固定できる位置と照らし合わせると考えやすいです。公式情報や現地の車両状態は変わる前提で、自分の車で確認してください。

私が意識するのは、寝る場所を先に残してから収納を足す順番です。棚やテーブルを先に決めると、寝返りや座る姿勢が後回しになります。車中泊では、寝られるだけでなく、夜に荷物へ手が届くことも大事。寸法を測るときは、床だけでなく、座ったときの頭上と開け閉めする扉の動きまで見ておくと落ち着いて作れます。

フラット化ベッドの自作方法は低床か収納重視かで変わる

フラット化ベッドの自作方法は低床か収納重視かで変わる

ベッドを高くすると荷物を入れやすくなりますが、座ったときの頭上は狭くなります。私は寝心地だけで決めず、夜に何を出し入れするかから見ます。

構造 確認できる具体例 注意点
厚さ10cm以上マット+ボックス 12mm針葉樹合板、スライドレール、折りたたみ天板 ベッドから天井が狭く腰が痛い、作業スペースが狭い
床直張り 厚手の杉の無垢材を床に直張り 就寝時の快適さより作業のしやすさを重視
収納兼ベッド プラ合板で170×60cm、高さ27cm 収納量と窮屈さのバランス調整が必要

実例では、12mm針葉樹合板、スライドレール、折りたたみ天板、厚さ10cm以上のマットレスを使ったキッチン&ベッド仕様の例があります。寝心地は作りやすい一方で、ベッドから天井が狭く腰が痛いこと、作業スペースが狭いことも挙げられています。

収納重視で作るときは、寝床の高さだけでなく、座った姿勢で頭が当たらないかも見ておきます。

収納兼ベッドを考えるなら、無印良品 再生ポリプロピレン入り 頑丈収納ボックス 84394263 収納ボックスのような箱を基準に、荷物を床下へ寄せる考え方もあります。箱の高さに合わせて寝床を作ると、出し入れしやすい反面、頭上の余裕は減ります。

私なら、最初は低床で座れる余裕を残す方向から試します。天井の近さは後から広げにくいからです。荷物が多い人も、着替えや雨の日の待機まで考えて高さを決めると失敗しにくくなります。

イレクターパイプで作るベッドは脚位置と分割数が要点

イレクターパイプで作るベッドは脚位置と分割数が要点

イレクターパイプでベッドを作るとき、図面上ではきれいに見えても、車内では脚が床の凹みや段差に当たることがあります。私が見るなら、まずフレームの外寸よりも脚を置ける場所を先に探します。荷室の壁や床はまっすぐに見えても、実車では逃げたい場所が出てくるからです。

ベッドの一例では、フレームを2分割にし、900×900mmのイレクターパイプ枠を2つ、脚部300mm910×1820mmのコンパネを910×910mmにカットして使った内容が残っています。分割できると取り外しや積み込みがしやすく、片側だけ外して荷物を積む動きも作れます。

1. 荷室に寝床の外形をテープで写し、脚を置ける平らな場所を探す

2. 後部座席側の段差とタイヤハウスまわりを避けて脚位置を仮決めする

3. フレームを一枚物にせず、車外で扱える分割数を先に決める

4. コンパネを載せた状態で沈みやがたつきを確認する

5. 荷物を積むときに片側だけ外せるか、実際の動きで試す

ベッドの寸法より、脚が無理なく立つ場所と分割して扱える重さを先に確認します。

費用例では、パイプやジョイント類が9000円弱、コンパネやビニールシートが4000円強で、総額は15,000円を切る予算の例もあります。ただ、同じ予算で収まるかは買う場所や追加部材で変わります。私なら一度仮組みして、脚位置を現物合わせで決める流れにします。寝床は完成してから直すより、仮置きの段階で揺れやすい場所を見つけるほうが気持ちが楽です。

収納棚を組み込む車中泊仕様は落下防止まで考える

収納棚を組み込む車中泊仕様は落下防止まで考える

寝床ができると、次に気になるのは小物の散らかりです。ライト、モバイルバッテリー、タオル、窓隠しを床に置くと、寝る前に踏んだり、朝に探したりしやすくなります。ハイゼットカーゴは壁面にユースフルナットなどの固定に使える箇所があるため、棚を考えるときは、まず実車で使える場所を見ます。

棚は置けることより、走行中に中身が動かないことまで含めて形を決めます。

個人DIY例では、使わなくなったベッドの枠板と杉板、ダイソーの水性ニス、マグネットキャッチ、L型棚受け75×100ステンレス金折隅金50×50mmなどを使った棚があります。手持ちの材を使えるのは魅力ですが、車内は家の壁より曲面が多いです。別の例では、取付け場所が曲面のため板を先端2cm→7cmで傾斜カットし、板割れ防止に下穴を開けてからネジ止めした例もあります。

私なら、棚の奥行きを欲張りません。深い棚はたくさん入りますが、寝返りのときに肩や肘が当たりやすくなります。さらに、扉やマグネットキャッチを付けるなら、走行中に開かない向きか、荷物が前へ落ちない位置かを見ておきたいところです。

落下防止まで作って収納棚と考えると、棚板だけで終わらせにくくなります。寝床の上にある物は、小さくても夜に落ちると気になります。最初はライトや布類など軽い物の置き場にし、重い物は床下や低い位置へ回す。そんな分け方にすると、車中泊仕様が落ち着いた使い心地になります。

車内テーブルの自作アイデアは収納と作業場所を兼ねる

車内テーブルの自作アイデアは収納と作業場所を兼ねる

車内テーブルは、食事だけの板として作ると使う時間が限られます。ハイゼットカーゴの荷室では、寝る、荷物を置く、着替える、作業する場所が同じ空間に集まるので、私は天板を収納のふた作業台として兼ねられないかから考えます。

一例では、12mmの針葉樹合板、スライドレール、折りたたみ天板を使い、キッチン&ベッド仕様にした内容があります。折りたたみ天板は、使うときだけ広げられるので狭い車内と相性がいいです。ただ、同じ例では作業スペースが狭いことも挙げられているため、大きな天板を付ければ使いやすい、とは言い切れません。

天板は大きさより、座った姿勢で手が届き、しまうときに寝床を邪魔しない位置が大切です。

私が車内で想像するのは、夜に飲み物を置く、朝にライトやモバイルバッテリーをまとめる、簡単な作業をする場面です。初車中泊の実例では、寝袋と昼寝マット、ライト、モバイルバッテリー、クーラーボックス、リヤの窓隠し、目隠し用の布などを用意して出発しています。こうした小物があると、テーブルは食事用というより、散らかりを一時的に受ける場所になります。

収納と作業場所を兼ねる天板にすると、荷物を増やさずに使える面が増えます。けれど、車内で火気を使う前提にはしません。天板の上で何をするかを決め、使わないときは寝床や通路をふさがない形にする。私なら、最初は小さめに作って、泊まったあとに足りない幅を足すくらいが扱いやすいです。

自作例から見る費用と失敗点は先に知っておきたい

自作例から見る費用と失敗点は先に知っておきたい

最初から内装まで作り込まないと、車中泊仕様として使いにくいですか?

私は、初回から大きく作り込むより、一度泊まって不足を見たほうが落ち着いて判断できます。費用の一例として、約20万円で入手したハイゼットカーゴに、内装の材料代を10万円ほどかけ、3日で作った内容があります。その内容では、天井フレームに下地材を結束バンドで固定し、断熱材を入れてから杉材をネジ留めして、ボディに穴を開けずに施工しています。

一方で、イレクターパイプのベッドは、総額15,000円を切る予算で完了した例もあります。ここだけ見ると安く始められそうですが、工具、追加部材、やり直しの材料までは人によって変わります。私なら、費用の大小より、直しやすい作りから始めることを重く見ます。

最初の一泊で見るのは、寝心地、荷物の出し入れ、夜の換気、朝の片付けやすさです。

失敗しやすいのは、見た目を整えたあとに「座ると天井が近い」「作業場所が狭い」「窓をふさいで暑い」と気づく流れです。厚さ10cm以上のマットレスを使ったDIY例では、ベッドから天井までが狭く腰に負担が出ること、作業スペースが狭いことも挙げられています。寝床、目隠し、換気を先に仮で整えて、棚や内装はそのあとで足すと、あなたの使い方に近い形へ寄せやすくなります。

まず一泊して、困った場所だけ直す流れで十分始められます。

ハイゼットカーゴの車中泊自作を快適にする断熱・目隠し・換気

  • 断熱と目隠しの自作対策は窓と天井から始める
  • 換気と網戸の快適化対策は窓の開閉確認から始める
  • 断熱と目隠しの自作対策で夏と冬の弱点を分けて考える
  • 使いながら改善する収納
  • 初回車中泊で確認すること

断熱と目隠しの自作対策は窓と天井から始める

断熱と目隠しの自作対策は窓と天井から始める

冬の冷気や夏の日差し、外からの視線が気になると、寝床ができても眠りにくいです。ハイゼットカーゴの車中泊自作では、窓と天井を分けて見ると対策を選びやすくなります。

対策 材料・条件 確認できる注意点
天井断熱 東レのペフシート 接着剤が強力で貼り直しはほぼ不可能
天井断熱・静音 レジェトレックス制振シート、厚み5mmのアルミ断熱マット バーが収まらなくなるなど内装仕上げの調整が必要
銀マット目隠し 厚さ8mm以上、裏地が青色、ロール状 夏はこもって暑く、フロントガラスには不向き

天井断熱の一例では、東レのペフシートを選び、接着材付きで貼るだけ、ハサミやカッターで加工できる点を理由にしています。別の例では、レジェトレックス制振シート厚み5mmのアルミ断熱マットを使い、合計1万円くらいで施工しています。どちらも天井を触るので、内装を戻す段階まで想像してから始めたいところです。

断熱材は貼る前より、貼ったあとに内装部品が戻るかを確認する時間が大事です。

目隠しは、曲げられるカーテンレールや車用カーテンレール、シナ合板のウッドブラインド、磁石で固定する視線を遮る布などの実例があります。銀マットで作る場合は、DIY例で厚さ8mm以上、裏地が青色、ロール状、窓に合ったサイズが条件にされています。私なら、窓は着脱しやすさ、天井は戻しやすさを分けて考えます。

ポータブル電源を使う場合は、ライトや機器の置き場所に加えて、配線と発熱も確認します。車内では換気も見て、置き場所をふさがないことも大切です。

換気と網戸の快適化対策は窓の開閉確認から始める

換気と網戸の快適化対策は窓の開閉確認から始める

現行型・旧型で窓まわりや装備が異なるため、後部座席まわりは最初に確認したい場所です。後席・荷室側の窓の開閉可否は年式やグレードで異なるため、まず実車で確認します。だからこそ、最初に「どこから空気を入れて、どこへ逃がすか」を考えます。

換気が不十分だと、二酸化炭素濃度の上昇が気になる場合もあり、湿気や臭い、結露も見ておきたいところです。窓まわりを実車で見て、リアゲート、前席側の開口、網戸、ファンの向きを組み合わせ、空気が止まらない形を探すのが現実的です。

1. 自分のグレードで後席窓が開くか、実車で確認する

2. リアゲートや前席側で空気を動かせる位置を探す

3. 網戸を付ける窓や開口を先に決める

4. ファンを置くなら吸気と排気の向きを試す

5. 就寝前に湿気や生活臭がこもっていないか確認する

開けられる場所と空気の流れを分けて見ると、換気対策を組みやすくなります。

100均グッズだけで作る網戸では、窓より大きめにカットし、マグネットテープをボディに貼れるようにするのがポイントとされます。電源を使ってファンを回すなら、ポータブル電源の置き場所、ケーブルの取り回し、発熱を一緒に見ます。

換気用ファンやライトにポータブル電源を使う場合も、車内では配線が足元に出ないようにして、発熱する物を寝具で覆わないようにしてください。

断熱と目隠しの自作対策で夏と冬の弱点を分けて考える

断熱と目隠しの自作対策で夏と冬の弱点を分けて考える

銀マットで目隠しを作れば、夏も冬も同じように使えますか?

私は、同じ目隠しでも季節で役割が変わると考えています。冬は窓からの冷えをやわらげたいので、厚みのある素材を窓に合わせる意味が出ます。銀マット目隠しの例では、材料選びとして厚さ8mm以上、裏地が青色、ロール状、窓に合ったサイズという条件が出ています。

ただ、夏は別です。同じ銀マットでも、こもって暑くなりやすいという注意点があります。フロントガラスには不向きという内容もあるので、窓をふさぐことだけで安心せず、換気できる場所を残しておきたいですね。目隠しをぴったり作るほど外からは見えにくくなりますが、空気の逃げ道までふさぐと寝苦しさにつながります。

冬は冷気対策、夏は日差しとこもり対策として、同じ素材でも使い方を分けます。

天井側も同じで、断熱材を貼ればそれで終わりではありません。接着材付きの東レのペフシートは貼るだけで加工しやすい反面、貼り直しが難しい内容があります。別の例では厚み5mmのアルミ断熱マットを使っていますが、内装仕上げの調整が必要になる場合もあります。夏と冬を同じ対策で済ませないことが、車内で落ち着いて眠る近道です。

目隠しは視線対策だけでなく、季節ごとの空気の逃げ道まで見て作ると安心です。

使いながら改善する収納

使いながら改善する収納

収納棚は、一度作ったら終わりに見えますが、実際に泊まると置き場所を変えたくなります。夜に手を伸ばす物、朝すぐ使う物、走行中は動いてほしくない物が分かれてくるからです。私なら、最初から固定しすぎず、あとから高さや位置を変えやすい棚を意識します。

棚を作る前に、寝た姿勢と座った姿勢の両方で手が届く範囲を確認します。

ハイゼットカーゴには壁面のユースフルナットなど、DIYの固定に使える箇所があります。固定できる位置は実車で確認し、ここを活用できると、車体へ余計な加工を増やさずに棚や小物置きを考えやすいです。内装DIYの例では、天井フレームに下地材を結束バンドで固定し、断熱材を入れてから杉材をネジ留めして、ボディに穴を開けずに施工した内容もあります。

棚の材料では、使わなくなったベッドの枠板と杉板、マグネットキャッチ、L型棚受け、ステンレス金折隅金などを使った例があります。ここで私が気にするのは、材料の名前よりも、直したくなったときに外せるかどうかです。曲面に合わせて板を先端2cm→7cmで傾斜カットした例もあるので、車内の形に合わせる作業は思ったより細かくなります。

原状回復と調整しやすさを残すと、車中泊の回数が増えてからも直しやすいです。重い物は低い位置、軽い物は棚、夜に触る物は手元。そんな分け方にしておくと、棚が増えても車内が窮屈になりにくいですよ。

初回車中泊で確認すること

初回車中泊で確認すること

ハイゼットカーゴの車中泊自作は、予算を一気にかけるより、寝床、目隠し、換気の順で試すほうが始めやすいです。私なら、最初の一泊で困る場所を見てから、棚や天井まわりへ進みます。見た目を整える前に、眠れるか、片付けられるか、空気がこもらないかを確認したいからです。

最低限で一度泊まり、足りない物だけ追加すると、自分の使い方に合う仕様へ寄せやすくなります。

費用例では、約20万円で入手した車両に、内装の材料代を10万円ほどかけ、3日で作った内容があります。一方、イレクターパイプのベッドは、総額15,000円を切る予算で完了した例もあります。金額に幅があるのは、どこまで内装を作るか、手持ちの材料を使うかで変わるためです。

失敗点として見ておきたいのは、厚いマットで寝心地を上げた結果、天井が近くなることです。マットを使った例では、ベッドと天井の間が狭く腰が痛いこと、作業場所が狭いことが挙げられています。断熱や目隠しも、貼り直しにくい素材を使う前に、仮当てで使い方を見たほうが安心です。

初車中泊の実例では、寝袋と昼寝マット、ライト、モバイルバッテリー、クーラーボックス、リヤの窓隠し、目隠し用の布などを用意しています。最初は眠るための最低限から始めると、あとで必要な自作が見えてきます。作り込む楽しさは残しつつ、あなたの車と体に合う形へ少しずつ近づけてください。

よくある質問

ハイゼットカーゴの車中泊自作は、まず何から始めればいいですか?

私なら荷室寸法、段差、助手席側を使えるかを先に確認します。旧年式を含む寸法目安だけで決めず、あなたの車で寝る向きと荷物の置き場を見てから材料を選ぶと進めやすいです。

ベッドは低く作るのと高く作るの、どちらが使いやすいですか?

収納を増やしたいなら高め、車内で座って過ごしたいなら低めが考えやすいです。厚いマットや収納兼ベッドの例もありますが、天井の狭さや作業スペースも一緒に見てください。

イレクターパイプのベッドは自作しやすいですか?

分割しやすく、現物合わせで脚位置を調整しやすい点は扱いやすいです。ただし、床の凹みや段差で脚が合わないことがあるので、図面だけで決めず車内で仮置きして確認します。

断熱や目隠し、換気はどこまで自作すればいいですか?

最初は窓の目隠しと空気の流れを優先して確認すると安心です。天井断熱は貼り直しや内装戻しが関わるので、寝床と換気を試してから必要な範囲を決めると無理がありません。

ハイゼットカーゴで無理なく車中泊自作するためのまとめ

この記事のまとめです。

  • 荷室寸法は旧年式を含む一例では縦1,860mm・横1,315mm・高さ1,115mm
  • ハイルーフの高さ1,235mmという目安も実車の座り姿勢で確認
  • 助手席側の追加スペースは機構の有無とシートアレンジを確認
  • ベッド高さは寝心地と頭上の余裕を分けて判断
  • イレクターパイプベッドは脚位置と分割数が要点
  • ユースフルナットなど固定に使える箇所を確認
  • 収納棚は落下防止と走行中の荷物固定まで考慮
  • 車内テーブルは収納のふたや作業台との兼用
  • 断熱は天井、目隠しは窓と着脱性を分けた検討
  • 開けられる場所とファンで空気を動かす工夫
  • 費用例は幅があり、最初の一泊後に追加する流れ
  • 走行中の荷物移動を考えた低い位置への重い物配置

ハイゼットカーゴ車中泊自作は、荷室寸法や段差を実車で見て、寝床の高さを決めるところから始めると迷いにくいです。助手席前倒し機構の有無やシートアレンジも合わせて確認すると、収納やテーブルの位置を絞りやすくなります。

私なら、最初は寝袋、マット、ライト、窓隠し、換気の確認から入ります。イレクターパイプや合板で作るベッドも魅力ですが、脚位置や頭上の狭さは実車で見たい部分です。一度泊まり、座る、寝る、荷物を取る動きを試すと、板の高さや棚の奥行きを絞れます。

断熱や目隠しは、冬と夏で役割が変わります。冷気をやわらげたい時期と、熱や湿気を逃がしたい時期では、同じ素材でも使い方を分けたいところです。窓をふさぐだけでなく、空気の流れを残す目線を持ってください。固定窓の車両では、リアゲートや前席側の開口、ファンの置き方まで一緒に考えると現実的です。現地の環境に合わせて、寝る前に一度空気の流れを確かめると安心です。翌朝の結露も見てください。

費用をかける場所は、あなたの旅の仕方で変わります。見た目より先に、眠れること、荷物が動きにくいこと、朝に片付けやすいことを見ていくと、無理のない車中泊仕様に近づきます。重い物は低く、よく使う物は手元へ。次に作る場所を一つずつ決めれば、材料も時間も必要な分だけにしやすいです。

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この記事を書いた人

車中泊のミカタを運営しているクルミです。車種ごとの寝やすさ、マットやベッドの選び方、目隠し・換気・暑さ寒さ対策、泊まる場所のルールやマナーを、初めての方にもわかりやすく整理しています。無理なく安全に、くるま旅を楽しむための準備を一緒に確認していきます。

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